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チームを運営するためには信頼関係が重要
情報を正しく伝えるためには信頼関係が必要
多くのスタッフが連携してケアを行っているのでチームワークがとても重要ですが、利用者の対応方法を正確に共有していなければ統一したサービスを提供することはできません。もし担当者によってケアの仕方がコロコロ変わったら利用者はどう思うでしょうか?安心して介護サービスを受けることはできませんよね。利用者に適切なケアを提供するためにも、情報を正しく共有することが大切です。
ですが、それって簡単なようでとても難しいんです。伝える人と伝えられる人の間に信頼関係が結ばれていればスムーズに情報を共有できますが、そうでない場合は伝えるのに時間がかかってしまいます。
そもそも「信頼関係」って何?
簡単にいえばお互いが安心して頼り合える関係のことです。仕事を効率的に進めたいなら多くの人と信頼関係を築くべきですよ。信頼関係を築けば、コミュニケーションが取りやすくなります。相手との距離が縮まり、やがてチーム全体がまとまるようになります。また、自分の意見もいいやすくなるので、新しいアイデアが生まれるなどミーティングの内容も実のあるものになるでしょう。それに、いろんな人と信頼関係を築くことでサポートを受けやすくなります。困った時にサポートしてくれる人が多ければ解決までのスピードも上がりますよね。
信頼関係がし築かれているチームは、スタッフのモチベーションも自然と高くなります。忙しい時は助け合ったり、お互いの弱い部分をカバーし合ったりとチームがひとつにまとまるので、居心地の良い環境で働くことができるからです。働きやすい職場はスタッフの定着率も高いので、人材不足や人材流出などのリスクが減るなど、経営者側にも大きなメリットがあります。
信頼関係を築くコツ
相手と信頼関係を築きたいなら感謝の気持ちを忘れてはいけません。心の中で思っているだけだと相手には伝わらないので、きちんと行動で示しましょう。普段から「ありがとう」と口に出すようにしてくださいね。
相手に感謝する習慣が身につけば、自然と相手の長所に目を向けるようになります。相手の意見を受け入れて考えるようになるので、好印象を与えることができますよ。
様子を見ることも大切
チームワークを良くするためにも信頼関係を築くのは大切ですが、無理に信頼関係を築こうとしてはいけません。強引に信頼関係を築こうとすると、相手に不快感を与えます。お互いの溝が深まるだけなので気をつけてくださいね。相手の様子を見ながら徐々に距離を縮め、相手が関心を持ち始めた時に信頼関係を築くのがベストです。