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介護の現場では報連相が必須

基本は報連相
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基本は報連相

基本中の基本

どんな職場でもコミュニケーションの基本といわれているのが「報連相」です。「報告」「連絡」「相談」の頭文字を取った言葉で、仕事をスムーズに進めるためには欠かせません。例文と一緒にひとつずつ詳しく説明しますね。
「報告」は仕事の進捗状況や完了した仕事の内容を相手に伝えることです。例えば、「利用者のAさんに排便を促す新しい薬が処方されました。朝に1錠追加され、今までの薬と一緒に包装されています。これは申し送りのノートにも記載済みです。」といったように、基本的に完了した過去の内容を伝えます。
「連絡」は今後の予定や情報を相手に知らせることです。例えば、「 Aさんの朝のお薬に排便を促す薬が加わりましたので、申し送りノートを各自確認しておいてください」といったように、これから相手に理解してほしいことや行動してほしいことを伝えます。
「相談」は「過去・現在の状況」と「これから先の予定・予測」を基に、自分や相手の考えを共有しながら、今後の課題や問題に対して取るべき行動を決めていくことです。例えば、「Aさんに排便を促す薬を追加してから昨日まで下痢が3日間続いています。今朝も下痢があったので今後も続く可能性があり、失禁や脱水などの心配もあるので医師に現状と伝えて調整してもらう必要があります」といったように、過去・現在・未来を見据えて判断した内容を伝えます。

報連相の目的

「利用者に適切なケアを提供する」という目標を達成するためには、それぞれが役割に応じた業務を遂行する必要があります。チームをまとめる介護リーダーは進捗や内容を把握しておかなければなりませんが、情報を共有するためには報連相が欠かせません。報連相が適切に行われていなければ大きなトラブルに発展してしまう可能性もあるからです。
報連相を徹底することで業務をスムーズに進めることができますが、基本的に、報告を受けるのは介護リーダーや先輩など、報告する人よりも目上の人が多いです。報告を受けた人が報告内容(=情報)を基に判断したり、次の行動を決めたりするために行われます。連絡は、連絡を受けた人が正確な情報を基に行動できるよう行うためのものです。相談は、相談する人が何らかの決断や行動を起こせるように、アドバイスやサポートしてもらうことを目的としています。

重要なコミュニケーション手段

「報告」「連絡」「相談」は、いずれも組織を発展させ、利用者に質の高いサービスを提供するために欠かせないコミュニケーション手段です。特徴や目的は、「する人」と「受ける人」によって異なりますが、仕事を行う上で誰もが徹底すべきことです。情報の共有が習慣化されればトラブルを未然に防ぐことができますし、チームを円滑に回すことができますよ。

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