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人間関係が良好であることが大切
ただ仲良くするのではない
チームワークが良いチームは人間関係も良好であることが多いんですが、友達同士のように仲良くする、という意味ではありません。他のメンバーと積極的に意見を交換し、情報を共有できる関係を築いています。チーム内には相性が合わないと思う人もいることでしょう。苦手な人と協力するのは簡単なことではありませんが、利用者に適切なケアを提供するためにお互いに歩み寄ることが大切です。決して、「あの人は仕事ができない」「あのやり方はちょっとね……」と見下してはいけません。質の高い介護サービスを提供するためにみんなで力を合わせましょう。
人間関係を良くする6つのポイント
人間関係を良くしたいなら思いやりの気持ちを持って相手に接することが大切です。相手がしてほしいことを意識するだけで状況を大きく変えることができますよ。人間関係を良くするポイントを6つ紹介するので参考にしてくださいね。
1つ目は「挨拶」です。挨拶って出会ってすぐにするものですよね。相手が笑顔で挨拶してくれたらどのように感じますか?「明るく挨拶してくれるから接しやすい人だな」「きちんと挨拶してくれるから真面目なタイプなのかも」と好印象を抱くはずです。反対に、顔を合わせているのに挨拶されなかったら「挨拶もきちんとできないから仕事も適当なのかも」とネガティブに考えてしまいますよね。挨拶はビジネスマナーとして当然のことなので、明るく挨拶することで好印象を持たれやすくなりますよ。相手の目を見ながら元気良く、笑顔で挨拶することを心がけましょう。
2つ目は「きちんと話を聞く姿勢を持つ」です。人間関係を円滑にしたいなら周囲の話にも耳を傾けるようにしてください。人は多かれ少なかれ、話を聞いてもらいたいという気持ちを持っています。相手の気持ちに合わせながら適度に相槌を打ちましょう。
3つ目は「笑顔を絶やさない」です。常に仏頂面の人よりも笑顔の人の方が接しやすいですよね。普段からプラス思考を心がけ、笑顔でいることを意識しましょう。
4つ目は「感謝の気持ちを伝える」です。感謝の気持ちを伝えてくれる人には、どんな人でも好感を持つものです。些細なことでも「ありがとう」と感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
5つ目は「陰口や悪口はいわない」です。「口は禍の元」という言葉もあります。根も葉もない噂話や他人の陰口に同調してはいけませんよ。悪口をいう人がいても、反論せずそのまま受け流しましょう。
6つ目は「周囲への気配り」です。普段から周囲に気を配っていれば自分が困った時に誰かが助けてくれるようになりますよ。悩んでいる人がいたら声をかける、体調を気遣う、お礼のメールをこまめにする、などの小さな行動が周囲の人との円滑な人間関係を築くきっかけになります。